マジな話、早く立ち上がれ。これ、シリアスだけど盛り上がれ。
工場でケンカした。年下の女に生意気な態度取られた。普通の大人なら穏便に対処するんだろうけど。できなかった。
その日は、私の苦手な年下の女とペアになって仕事する日だった。
朝、上司にそう告げられた。お前と○○でこの仕事やってもらうから。と。
私は言った。「その女の人苦手なんですよ…なんか無視してくるし、態度がつっけんどんだし。まあ、頑張って我慢しますけど…」
上司「そんなん思い込みや。自分がキライキライ思うからキライになるんやろ?」
私「これ、こうしたらいいですかね」
年下の女「は?そんなん自分で判断してくださいよ」
何回か同様のやり取りが続く。
私が仕事してないみたいな感じやけど、嫌な奴にイニシアチブ取られたらほんまに動けないで。ほんまに。仕事してないんじゃない。うごけない。動きにくい。
もうそういうんならもうやりたくないわ。
自分で一人でやれよ。
と思った。
年下の女「○○ちゃんとやってもらっていいですかね?」
私「言ってもらえばやりますけど。」
年下の女「は?何でいちいち言わなあかんのよ。意味わからん。」
もう私ぶちギレた。
上司とその年下の女がその仕事しているところ見て乱暴にドアをバンッてしめた。
上司「お前なんやねん!」
そしてその場を出ていく。
まるで浮気現場発見した彼女みたいだ。
上司
「お前なんやねんあの態度は!?俺らお前にそんな態度とったことあったか?」
私「朝から言ってるじゃないですか。わたし朝から嫌な態度ばっか取られてるんですよ。それにそんな態度とるひと居ますよ。名前は言わないですけど。もうこんな職場まっぴらですわ。辞めます。」
上司「ほな副社長に言うてこいや。」
職場のすみっこでその女とギャルっぽい女がこっち見て笑ってる。嘲笑ってる。
副社長「話聞いたけど、どっちもどっちやろ。てかそいつと合わんのやろ。もう話さんかったらええんちゃう。」
私「私は社会不適応だから辞めます。」
副社長「辞めてニートにでもなるんか。今までも人間関係まずかったんやろ。お前が変われ。お前なんかどこ行っても一緒じゃ。お前あいつに遠慮してんねんやろ。言いたいこといってぶつかればええねん。」
次の日。
あの年下の女に、物理的にわざとぶつかった(笑)
邪魔な位置にいた。
年下の女「ちょっと謝ってくださいよ!」
私「邪魔や!いつも私のこと邪魔してるんやろ!」
年下の女「邪魔なんてしてませんよ。私はここで作業してただけ。」
しばらくして副社長に休憩室に呼ばれた。休憩室の前で年下の女が泣いていた。てか、お前が泣くの?さんざん嫌な態度とっといて。「お前なにやってんねん!」「あいつがケンカ売ってるんですよ!」「ケンカ売ってんのお前じゃ!被害妄想じゃ!」
上司「お前の人間性がどうのこうの」
年下の女「前にも私にぶちギレた時ありましたよね。人にものお願いするときは黙って置いておくんじゃなくてお願いします。って言えって。てか今回ぶつかっても謝らない。自分で言って自分で出来ないのって大人げないなーって思いました!年上なら年上らしくしてほしい」
私「あぁ…すみません…」
大人げない。お前、大人にかわいがってほしかったらそれ相応の態度取れよ。お前が謝れや。ってかんじ。まあ、当たり屋みたいな真似した私が悪いから謝るけど。
月が変わって、辞めたのは年下の女だった。
仲間にも恵まれてたのに。
年下の女の完全勝利かと思ったのに。
でもその通り、完全勝利かもな。
こんなブラック企業で腐っていくよりブルーオーシャン目指して航海したんや。
辞めること知らんかった。
知ってたら最後の出勤日にどつきまわしたるのに。
次の進路が転職でも結婚でも独立でもなく、刑務所になるけど。
私っていうのは被害者であると同時に加害者なんだな。と思った。私ってのは無力な存在に感じるけど、実は他人には脅威みたいな。バチカン市国が実は核を持ってた的な。
まあ、こんな暗黙の了解とか、ルール守れないこんな女いたらいややわな。
社会不適応やな。なんか。